バーチャル活動においてどこに信用を蓄積してゆくべきか

匿名性の高いバーチャル活動において、信用をどこに蓄積してゆくか…というのは難しい点だなあと思います。

VTuberであればキャラクター、Vsingerであれば歌声、クリエイターであれば創作物、主催者であれば企画…になるかと思います。

どれも揺るぎない同一性を持つ自分とは別の切り取られた何かを提供しているわけですね。逆に現実の自分から切り離した上でそこにアイデンティティを感じさせるものを提供するとなれば相当のスキルやオリジナリティを要求されることになるんだろうと思います。

そういうものがないと、人を振り向かせるために結局中途半端に”中の人”の要素を誇張してゆくことになる。例えば”元~”みたいな付加価値をつけるみたいなのもそうですよね。こういったものは現実の自分を晒さない限りは裏付けができないものなので実質意味をなさない。

ワールドクリエイターで言えば、作者そのものよりも自分が作ったワールドが評価された方が嬉しい。ワールドを無視してその人そのものを評価されてもそうじゃないというのはあるんじゃないかと思います。

筆者の場合はあくまでも企画そのものを認知してほしいので、この企画に関連しない形で「出演しませんか?」みたいな感じになると、一個人として嬉しい気持ちはありながらも、でもそれは違うとなってしまう。

自分が目指す活動においてどこに信用を蓄積してゆくかを間違うとろくなことにならない。

例えば筆者が自分が有名になるのを喜んで調子にのってどんどんいろいろな場所に出演すれば、企画にフィードバックできない活動に時間を使うようになってしまいますし、人格面を色濃く印象づけることでプロジェクトを動かす上で弊害が出てしまうと困るわけですね。

自分自身と自分が提供したいものをしっかりと区別した上で、どこに信用を積み上げてゆくべきかを設計する必要があるんだろうなと思っています。

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